黄大仙霊籤 第62籤
孔子、仕えず
中平のくじ美玉ここに篋に蔵せられ、
善き価を求めず商量に費やすなかれ
これを沽うも亦た相待つに随うべし、
この物何ぞ自ら看て常にせんを須いん
原文
中国語原文
美玉于此韫匮藏
休求善价费商量
沽之亦可随相待
此物何需自看常
ALLUSION
典故

美玉は櫃の中に蔵されている。必ず人が尋ねて来るのを待ち、もし高価を出してくれるなら、初めて売り出すべきである。人に買ってくれと求めて、自分を低く見積もり、安値で売り渡してはならない。
このおみくじを求めた者は、何事も焦る必要はない。必ず時機を待って、その後で初めて動くべきである。もし自分で自分を低く見積もり、正道を曲げて迎合を求めれば、結局は旧態を守る方が優れている。何事も平穏で、甚だしい障害はなく、次第に光明が訪れる。
このおみくじは、孔子が道を守る、あるいは孔子が陳・蔡で困窮した故事ともされる。孔子は聖人である。学識、道徳、思想のいずれをとっても万世の師表であるが、彼の官途や運勢は良くなく、ただ一生の精神を弟子の教化と著述の学問に注いだ。人の才学は、ちょうど美玉のように、大切にし、櫃の中に蔵すべきである。良い値段を待って売り出すのではなく、縁を待つべきである。もし目利きがいて、真に自分を認め理解してくれる人に出会えば、それはまた別のことである。才を持ちながら不遇な人は、何故いつも自らを憐れむ必要があろうか。
INTERPRETATION
解釈
原文
行く先にはまだ到達せず
病気は癒えるのが遅い
財を求めようとすれば、道理に従うべし
妊娠には障り無し
婚姻は適さない
謀望事は、時を待つべし
養蚕と家畜は、利益は微々たるもの
家宅は吉、努めて修めるべし
風水を問えば、将来必ず発達する
遺失を問えば、探すに焦ってはならない
自身を問えば、善を積んで発達を待つ
天時を問えば、気候は喜ばしいものとなる
出行を問えば、時を待って初めて行くべし
諸事のしるし
FAQ
よくある質問
黄大仙第62籤「孔子、仕えず」はどういう意味ですか。+
まず解釈として読むなら、要点は「美玉は櫃の中に蔵されている。 人が尋ねてくるのを待ち、高価を出してくれるなら、初めて売り出すべきである。 人に買ってくれと求めてはならず、自分自身を低く見積もってはならない」です。さらに典故まで含めると、この籤は吉凶の字面だけでなく、人物、状況、時機の流れに戻して読むべきものだと分かります。典故の側から見ると、美玉は櫃の中に蔵されている。 必ず人が尋ねて来るのを待ち、もし高価を出してくれるなら、初めて売り出すべきである。 人に買ってくれと求めて、自分を低く見積もり、安値で売り渡してはならない。 このおみくじを求めた者は、何事も焦る必要はない。
黄大仙第62籤は吉寄りの籤ですか。+
この籤の等級は「中平のくじ」です。等級は入口として役立ちますが、読みの中心は美玉は櫃の中に蔵されている。 人が尋ねてくるのを待ち、高価を出してくれるなら、初めて売り出すべきである。 人に買ってくれと求めてはならず、自分自身を低く見積もってはならないにあります。つまり、良し悪しの札として見るより、いまの問いをどう読むかの指針として使うのが自然です。
黄大仙第62籤は仕事や進め方をどう見ますか。+
この籤の諸事のしるしでは、謀事は「時機が熟して初めて事半功倍となる」、事業は「時機が熟せば自ずから事半功倍となる」です。案件を進めるべきか、転機をどう見るか、仕事の流れをどう読むかという問いなら、この二つが最も実用的な手がかりになります。
黄大仙第62籤は金運や取引、時機をどう示しますか。+
金運は「正財あり」、取引や商いは「取引や時機の問いに重ねて読むのが自然です」です。収益、契約、交渉、提携、動く時期などを見たいときは、この二つのしるしを先に押さえると、この籤の白話的な意味がかなり見えやすくなります。
黄大仙第62籤は恋愛や縁談をどう読みますか。+
関係面では、姻縁は「結婚に適さず」、家宅や関係の空気感は「家族平穏、大吉大利」です。恋愛、結婚、距離感、関係を続けるべきかどうかを考えているなら、まずこの二つのしるしを軸に読むのが自然です。
黄大仙第62籤を読んだ後、次に何をすればいいですか。+
籤詩、典故、諸事のしるしを、同じ問いに対する一つの答えとして合わせて読むのがいちばん有効です。まず何を知りたいのかを明確にし、その上で進むべきか、待つべきか、余地を残すべきかを見ます。必要なら、そのまま同じ問いを参天AIで深掘りしてください。