祈りの夢
夢境象
祈りは、願いの拠り所、心の慰め、幸運への期待を主とします。誠心誠意の祈り、善なる願いは吉兆。偽りの祈り、邪悪な願いは凶兆。願いの成否と心の平安に関連します。
解夢総訣
真心で祈る、福運来たり 善願こめて、万事好し 偽り願う、禍事収まらず 悪念心に蔵す、災い必ず到る
象曰
祈願心にあり、気運それに尋ぬ 心誠なれば則ち霊なり、福沢自ずから臨む 意偽なれば則ち空し、災い侵擾す 悪念心に蔵す、万事成り難し
分境釈義
- 誠心誠意の祈り、善なる願いを夢見る:心の平安、願いが達成される見込み、幸運が訪れ、万事順調を主とします。
- 集団での祈り、共に善に向かうことを夢見る:人間関係の和合、心を合わせ力を合わせる、多くの人の助けを得られ、求めていることが容易に達成されることを主とします。
- 偽りの祈り、心が誠実で敬虔ではないことを夢見る:願いが叶い難く、心の不安、虚偽のゆえに無用な争いを招きやすい、運勢が順調でないことを主とします。
- 邪悪な願いを祈り、悪だくみを企てることを夢見る:災いが身に降りかかり、禍事に取り巻かれ、求めていることだけでなく、自業自得の結果をもたらすことを主とします。
- 祈り後に願いが叶ったことを夢見る:幸運が深く厚く、誠心に報いがあり、その後の運勢がますます良くなり、思い通りの結果を得ることを主とします。
核心象義
祈りは、願いの拠り所、心の慰め、幸運への期待、善悪の因果 を象徴します。誠心誠意の祈り、善なる願い、集団の同心、願いの達成は吉兆とされ、心の安らぎ、事の成就、幸福の到来を主とします。偽りの祈り、邪悪な願い、心が誠実で敬虔でないことは凶兆とされ、心の乱れ、災いを招く、事の失敗を主とします。心が誠実であれば霊験あらたかであり、善に向かえば福が来ます。善なる思いを心に抱き、真心から祈願するだけが、願いを成就させ、幸運を長く続かせることができます。
古典からの参照
- 《周公解夢》
梦祈祷者主祈愿,诚心向善福运现;集体同心诸事顺,假意祈愿事难全;心藏恶念灾殃见,祈愿得偿福无边。 口語訳:夢の中で祈りをすることは、心中に願い事があることを予兆します。誠心誠意に祈り、善い心を持つならば、幸運が現れます。皆が心を一つにして、善に向かって祈れば、すべての物事が順調にいきます。偽りの祈り、心が誠実で敬虔でなければ、祈ったことが完遂しにくくなります。邪悪な心を持ち、良からぬことを祈願すれば、災いが現れるでしょう。祈り後に願いが叶えば、福が果てしなく訪れます。
- 《夢林玄解》
祈祷者,心之诉、愿之托也。心诚则与道相合,福泽自至;意伪则与恶相亲,灾殃自临。善愿者,天必佑之;恶愿者,天必惩之。祈祷之要,在诚在善,不在形式,此乃天道循环之理。 口語訳:祈りとは、心の訴え、願いの託(たく)すところです。心が誠実であれば道理にかなって、福が自然と至ります。心が偽りであれば邪悪に親しみ、災いが自然と降りかかります。善なる願いを持つ者は、天は必ずこれを佑(たす)けます。悪なる願いを持つ者は、天は必ずこれを罰します。祈りの要点は、誠実さと善なることにあり、形式にはありません。これが天の道理、循環する理なのです。
占断分述
- 吉占:誠心誠意の祈り、善なる願い、集団の同心、祈願が達成されること。願いの成就、幸運が訪れることを主とし、大吉。
- 平占:通常の祈り、願いが平穏であり、誠実でも偽りでもなく、心が安らかな状態。重大な禍福がないことを主とする。
- 凶占:偽りの祈り、邪悪な願い、心が誠実で敬虔でないこと、良からぬことを祈願すること。災いが身に臨み、願いが叶い難いことを主とし、凶。
よくある質問
質問:誠心誠意に祈る夢を見るのはどんな前兆ですか?
回答:吉兆です。心の平安、願いが達成される見込みがあります。近いうちに幸運が訪れ、万事順調です。真心には必ず報いがあります。
質問:皆と一緒に祈る夢を見るのは何を意味しますか?
回答:人間関係の和合の兆しです。皆が力を合わせ心をひとつにして、善に向かうことで、他者の助けを得られ、求めることが容易に完遂されます。
質問:祈りながら悪だくみをする夢を見たら、何に注意すべきですか?
回答:警告の兆しです。速やかに悪い考えを捨てて、善い心を持つよう心がけるべきです。そうでなければ、災いが身に降りかかり、禍事に巻き込まれ、自ら蒔いた種を刈り取ることになります。
質問:祈りの夢は全体として吉ですか、それとも凶ですか?
回答:夢の細部によって判断します。吉象は「誠心誠意の祈り、善なる願い、集団の同心、祈願が達成されること。願いの成就、幸運が訪れることを主とし、大吉。」を参考にします。凶象は「偽りの祈り、邪悪な願い、心が誠実で敬虔でないこと、良からぬことを祈願すること。災いが身に臨み、願いが叶い難いことを主とし、凶。」を見ます。通常の祈り、願いが平穏であり、誠実でも偽りでもなく、心が安らかな状態。重大な禍福がないことを主とする。
質問:祈りの夢で、凶象として読む場面はどれですか?
回答:偽りの祈り、邪悪な願い、心が誠実で敬虔でないこと、良からぬことを祈願すること。災いが身に臨み、願いが叶い難いことを主とし、凶。この種の場面は、題名だけで決めず、本篇の凶象に沿って読むのが自然です。